井上尚弥選手は、パウンド・フォー・パウンドランキングで日本人初の1位の評価を受け、「日本ボクシング史上最高傑作」と呼ばれています。
最高級のカードといわれる、2023年7月25日のフルトン選手との一戦に注目が集まっていますね。
そんな井上尚弥選手のファイトマネーがいくらなのか気になりますよね。
今回は、井上尚弥さんのファイトマネーについて調べてみました。
井上尚弥のファイトマネー総額(推定)

2012年10月2日にプロデビューした井上尚弥選手が2023年5月までに獲得したファイトマネー総額は13〜14億円と思われます。
2022年12月13日〜2017年9月9日までのファイトマネー総額 12億円
2017年5月21日〜2012年10月2日までのファイトマネー総額 1〜2億円
井上尚弥の各試合ファイトマネー
井上尚弥選手の各試合のファイトマネーを紹介します。
ほぼ確認できた2017年9月9日まで。当時の為替レートにより額に変動があります。
2023年7月25日 井上尚弥 vs フルトン

次戦となる2023年7月25日の「WBC・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「3億円以上」といわれています。
井上のファイトマネーは前戦の推定3億円を上回り、自己最高となる見通し。
引用:サンスポ
井上尚弥選手は試合後とに自己最高額を更新しています。
2022年12月13日 井上尚弥 vs バトラー

2022年12月13日に行われた「世界バンタム級4団体統一戦」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「3億円」でした。
日本選手初の世界主要4団体統一という偉業を達成した井上には、軽量級では破格の待遇が用意されていた。関係者によると、今回のファイトマネーは最低3億円。さらに、ネットで有料配信された視聴者数などによってインセンティブがつくという。
引用:サンスポ
軽量級では破格。井上尚弥選手自身の最高額となりました。
2022年6月7日 井上尚弥 vs ドネア

2022年6月7日に行われた「WBA・IBF・WBC 世界バンタム級統一戦」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「2億3000万円」でした。
3団体王座統一戦のファイトマネーが2億3000万円だった
引用:サンスポ
日本軽量級では最高額の報酬でした。
2021年12月14日 井上尚弥 vs ディパエン

2021年12月14日に行われた「WBA・IBF 世界バンタム級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「1億1000万円以上」でした。
井上のファイトマネーが軽量級では破格の100万ドル(約1億1000万円)以上となっている。
引用:日刊スポーツ
ディパエン戦は過去2戦を上回る過去最高額でした。
2021年6月20日 井上尚弥 vs ダスマリナス

2021年6月20日に行われた「WBA・IBF 世界バンタム級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「100万ドル(約1億1000万円)」でした。
WBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)のファイトマネーが今回も100万ドルであることが4日、明らかになった。
引用:スポーツ報知
2020年11月1日 井上尚弥 vs モロニー

2020年11月1日に行われた「WBA・IBF 世界バンタム級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「100万ドル(約1億500万円)」でした。
大橋ジムの大橋秀行会長(55)は5日、オンラインで報道陣の取材に応じ、米ラスベガスで10月31日(日本時間11月1日)にWBA同級3位・IBF同級4位ジェーソン・モロニーの挑戦を受ける尚弥のファイトマネーが100万ドル(約1億500万円)であることを明かした。
引用:デイリースポーツ
2019年11月7日 井上尚弥 vs ドネア

2019年11月7日に行われた「WBSS バンタム級決勝」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「100万ドル(約1億1000万円)」でした。
尚弥は賞金とファイトマネーを合わせた推定で1回戦60万ドル、準決勝80万ドル、決勝戦100万ドルの合計240万ドル(約2億6000万円)を手にする。
引用:デイリースポーツ
2019年5月19日 井上尚弥 vs ロドリゲス

2019年5月19日に行われた「WBSS バンタム級準決勝」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「80万ドル(約8800万円)」でした。
2018年10月7日 井上尚弥 vs パヤノ

2018年10月7日に行われた「WBSS バンタム級準々決勝」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「60万ドル(約6600万円)」でした。
2018年5月25日 井上尚弥 vs マクドネル

2018年5月25日に行われた「WBA 世界バンタム級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「約4000万円」だったそうです。
2017年12月30日 井上尚弥 vs ボワイヨ

2017年12月30日に行われた「WBO 世界スーパーフライ級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「約3000万円前後」と思われます。
2017年9月9日 井上尚弥 vs ニエベス

2017年9月9日に行われた「WBO 世界スーパーフライ級タイトルマッチ」。
井上尚弥選手のファイトマネーは「19万ドル(約2100万円)」でした。
2017年9月の米国デビュー戦は19万ドル(約2100万円)だった。
引用:日刊ゲンダイ
井上尚弥のファイトマネー 取り分は?

井上尚弥選手のファイトマネーの総額は13〜14億円と推定しました。
では、井上選手の取り分はいくらになるのでしょうか。
所属事務所へのマネジメント料などを払う必要があり、一般的に33%ぐらいだそうです。
税金も差し引いた金額が取り分になりそうです。
そうすると井上尚弥選手の取り分の総額は8〜9億円ぐらいになると思われます。
井上尚弥のファイトマネーの今後の推移

2023年7月25日のフルトン戦のファイトマネーが3億円以上といわれているので、3億以上が今後のファイトマネーのベースになると思われます。
元WBCスーパーフライ級王者の川嶋勝重さんは指摘しています。
「彼(井上尚弥)だったら、5億円くらいもらってもおかしくない試合をしている選手じゃないですか。内容、強さを見ても、そう簡単に尚弥ほどの選手は出てこない。それだけいろんな部分でレベルが高い」
引用:東スポWEB
フェザー級も視野に入れると、10億円もあり得ますね!
元日本、OPBFフェザー級王者の細野悟さんは語っています。
「例えばフェザー級とかでインパクトある選手とやれば、尚弥の実力と大橋会長のマッチメークがあれば、ファイトマネー2桁(10億)いけるんじゃないですか(笑い)」
引用:東スポWEB
フェザー級に対して井上尚弥選手も2019年に言及しています。

バンタムの一つ上のスーパーバンタムを2020年か、2021年の早い段階で狙っていきたいと思っています。何階級まで? う~ん、フェザー級までですか。そこは30歳台の早い段階ですね。(引用:Smart FLASH)
井上尚弥選手の実力なら「ビリオネア」も夢ではありませんね!
井上尚弥のモチベーションはファイトマネーではない?!

井上尚弥選手はバトラー戦で自身最高額の3億円に達した際に語っています。

ライトフライ級で初めて世界とったころは想像もしていなかった金額。バンタム級でもここまでもらえると、子供たちにも夢を与えることができる。いい流れだと思います。(引用:中日スポーツ)
一方で、井上尚弥選手のモチベーションはファイトマネーではないとコメントしています。
4団体統一という偉業を前にしてもバトラーではモチベーションが上がらなかったという井上尚弥
— エイジ (@ek420doggydogg) December 18, 2022
「今さらベルトやファイトマネーとかそういう問題じゃない。誰とやるかが大事。バトラーじゃワクワクしない。強い相手とやりたい。」 pic.twitter.com/yMttUp8x7U
「誰と対戦するか」がモチベーションの全てなのだと。
今後も子供達に夢と希望を送る活躍を期待したいですね!!