プロサッカー選手で、フランスのリーグ・アンに所属するASモナコの南野拓実選手は、サッカー日本代表として2022 FIFAワールドカップにも出場しました。2023年11月16日から始まった2026年北中米W杯のアジア2次予選では、初戦のミャンマー戦で上田綺世選手が南野選手の2アシストを受けてハットトリックを達成し、南野選手の活躍が期待されています。
今回は、南野拓実選手のプロフィールや経歴、そして結婚についてまとめてみました。
南野拓実選手のプロフィールと経歴
生年月日: 1995年1月16日
年齢: 29歳
出身地: 大阪府泉佐野市
身長: 174cm
体重: 68㎏
血液型: A型
ポジション: FW/ MF
最終学歴: 興國高等学校(大阪)
プロ入り: 2012年
所属チーム: ASモナコ(モナコ)
南野拓実選手のキャリアの歴史
初期のキャリア
南野選手は3歳の頃にサッカーを始めました。兄の影響でボールを蹴り始め、小学生時代には地元のサッカークラブ「ゼッセル熊取FC」に通っていました。当時からポジションはフォワードで、ドリブルして自らゴールを決めることに強いこだわりを持っていました。現在ハノーファー96に所属する同級生で幼馴染の室屋成選手と、日が暮れるまでグラウンドで競い合うことが多かったそうです。
中学校時代
泉佐野市立第三中学校に進学した南野選手は、同時にセレッソ大阪U-15に入団しました。隣のグラウンドでトップチームの選手たちが練習する姿を見ながら、自分もあの場所に立ちたいという強い思いを抱くようになりました。その情熱が実を結び、第24回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会でベスト8に進出し、さらに得点王に輝きました。
高校時代
2010年に南野選手は興國高等学校に入学し、セレッソ大阪U-18に昇格しました。初めてプリンスリーグ関西1部で神戸科学技術と対戦し、ハットトリックを達成し、チームの勝利に貢献しました。2011年の第19回Jリーグユース選手権大会では8試合で13得点を挙げ、得点王に輝いた。さらに、2012年8月にはトップチームの2種登録選手として登録され、J1第32節の大宮アルディージャ戦で公式戦デビューを果たしました。
セレッソ大阪時代
2013年、南野選手はセレッソ大阪のトップチームに昇格し、クラブ史上初めての高卒ルーキーとして開幕スタメンに名を連ねました。14節のジュビロ磐田戦でリーグ戦初得点を挙げ、大久保嘉人が持っていたクラブのJ1リーグ戦最年少得点記録を更新しました。プロ1年目にしてリーグ戦29試合に出場し、5得点を記録、Jリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞しました。しかし、翌シーズンにチームは17位でシーズンを終え、J2への降格が決定しました。
FCレッドブル・ザルツブルク時代
2015年1月6日、南野選手はオーストリア・ブンデスリーガのFCレッドブル・ザルツブルクへ完全移籍しました。リーグ第20節のSCウィーナー・ノイシュタット戦で先発デビューを果たし、第23節のFCアドミラ・ヴァッカー・メードリング戦で移籍後初ゴールを決めました。ブンデスリーガ初年度のシーズンでは、チームのリーグ優勝に貢献しました。
2015-16シーズンも主力として活躍し、2016-17シーズンにはプロ入り初のハットトリックを達成しました。その後も安定したパフォーマンスを続け、2019-20シーズンのチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節で行われたリヴァプールFC戦では1得点1アシストの活躍を見せました。この試合でのパフォーマンスが評価され、リヴァプールFCへの移籍が決まりました。
リヴァプールFC時代
2020年1月1日にリヴァプールFCに加入した南野選手は、1月5日のFAカップ3回戦エヴァートンFC戦で移籍後初の先発出場を果たしました。1月23日にはプレミアリーグ第24節のウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC戦に途中出場し、プレミアリーグ初出場を記録しました。チームは30年ぶりにリーグ優勝を果たし、南野選手は稲本潤一、香川真司、岡崎慎司に次いで、日本人として4人目のプレミアリーグ優勝を経験した選手となりました。
2021-22シーズン、南野選手はカラバオ・カップとFAカップでチームの優勝に大きく貢献しました。特にFAカップでは、その卓越したパフォーマンスにより、「ファンが選ぶFA杯ベストイレブン」に選ばれるほどの活躍を披露しました。
ASモナコ時代
2022年6月28日、南野選手は約26億円の移籍金でASモナコに完全移籍しました。9月28日の第8節スタッド・ランス戦で移籍後初ゴールと1アシストを記録しました。しかし、ASモナコでの1年目は、練習の厳しさから身体の回復が難しく、シーズンを通して調子が上がらないまま終了しました。リーグ戦18試合に出場しましたが、期待された結果を残すことはできませんでした。
2023-24シーズンでは、ザルツブルク時代の恩師であるアドルフ・ヒュッター監督がASモナコを指揮し、南野選手はセカンドトップとして起用されています。現在、ASモナコはリーグ3位に位置しており、南野選手は8月のリーグ月間MVPに選ばれるなど、目覚ましい活躍を見せています。
南野拓実選手の日本代表歴
南野選手は、U-15日本代表からキャリアをスタートさせ、各年代別の代表チームで活躍してきました。2014年にはFIFAワールドカップ・ブラジル大会の予備登録メンバーに選ばれ、2018年のFIFAワールドカップ・アジア2次予選やAFCアジアカップ2019にも出場しました。さらに、2022年のFIFAワールドカップでは、アジア2次予選を経て本大会に出場し、日本代表としての地位を確立しました
現役イケメン選手・南野拓実 結婚してる?
サッカーの実力はもちろん、そのルックスでも注目を浴びる南野拓実選手。多くのファンが、彼が結婚しているかどうか気になっているところです。
南野拓実選手は現在独身で、結婚していませんが、女優の柳ゆり菜さんとの交際が2020年から報じられています。南野選手は海外遠征中も日本と行き来しながら、遠距離恋愛を続けています。
交際が始まってから、遠距離という難しい状況にも関わらず、二人の関係が良好であると報じられています。一部では「そろそろ結婚するのでは?」という噂もありますが、公式な発表はまだありません。